ミモザノヘヤ

高田馬場の弁護士の日記です。

父さんの帽子

父は、カツラ疑惑の芸能人を見ると、 「( ◉◞౪◟◉) あれ、カツラや」 と言います。 前からそのことはちょっと気になっていました 欲しいんかな・・・・•(◞≼●≽◟◞౪◟◞≼●≽◟) 私学に通い、習い事に励む子供達の教育費にお金をかけるため、両親は本当に節約していま…

犯人だけの真実

犯人は誰だ•(◞≼థ≽◟◞౪◟◞≼థ≽◟) 推理小説を読んでいて犯人がわかった試しがない私が、必死で頭を巡らせています。 罪名は監禁および傷害。 明日までに犯人の目星をつけなければならないのです。 さて、よく刑事ドラマなんかで犯人しかしらないことを知っている…

夜の国から6 北極のペンギン

私はスーパー運動音痴、ですから座右の銘は 安全第一。 しかし近年、どうも好奇心にかられて無謀なチャレンジをするようになっておりまして、このまま行きますと、遺体も見つからないような場所で最期を迎えるような気がしてきました。 ところで、青の洞窟を…

夜の国から5 青い鳥を探して

白一色の世界をひたすら歩きます。 心は夢とうつつを行ったり来たりするのですが、大体寒いところではろくなことが浮かんできません そういえば・・・・ うちの冷蔵庫、4時間で牛乳が凍るようになったなあ (◞≼●≽◟◞౪◟◞≼●≽◟) それにしても遠い。本当にこの先…

夜の国から3 天と地の境で

白一色の天と地を太陽がこじ開けようとしているのを横目に、幻の青を求めてバスでひた走ります。 人工の大半が首都のレイキャビクに集中しているため、たまに数件の民家が寄り集まる集落は見えるものの、殆ど荒野です。 夏はちょっと羨ましかったのですが 冬…

夜の国から2

午前11時50分ころ夜が明けて、2時間ちょっとくらいの昼がきます。 お買い物をしたり、葉書を書いたり、コーヒーを呑んだり。誰とも口をきかない1日を満喫しています。 治安はよろしいので、一人でぶらぶらしても高田馬場より安全です。 ただし、うっか…

夜の国から1 神のみもとは?

大好きな氷国再訪。北極圏なので今この国は一日のほとんどが夜です。 夜型ですので、大歓迎ですが。 この教会は世界で最も北限に建つ教会で、レイキャビクのもっとも有名なランドマークです。 アイスランドの国教はプロテスタント系キリスト教(ルター派)で、…

水平リーベどこの舟?

きっとこれは世代の違いです。ボス( ◉◞౪◟◉) 水平リーベ、僕の舟、七曲がりシップスクラーク・・・・ 菊谷( ՞ਊ ՞) H変態立派な便所、生臭あるじのピンサロ暗ぁ・・・・ ボスと私は、日本人研究チームが新元素発見、というニュースを何気なく見ておりました…

輝く新年2016

普段こう言っています。 (´⊙◞⊱​◟⊙`)​暑いところは苦手ですが、寒いところでしたら・・・・・ 撤回します(◞≼థ≽◟◞౪◟◞≼థ≽◟) マイナス6度の頂上で震えながら待機すること1時間。 幸せと鼻水とあけましておめでとうございます。 皆様からのお年賀状で、あ、再…

魔界のメリークリスマス3 2015

静かで暖かいクリスマス 本当にどんぞこの状態になった時、人はどうすれば救われるのか、その答えだというあるお話があります。 私も正直、最初は意味がわかりませんでした。思い出すようになったのはごく最近です。 年老いた靴屋のマルチンは幼い息子のピー…

魔界のメリークリスマス2 2015

みなさんは、サンタクロースを信じていましたか? 今年5歳になるSちゃんはしっかり者。ママが一人で働いているので、お手伝いをしっかりこなし、弟の面倒もちゃんとみ、ママの相談には的確に回答し、幼稚園では園児を演ずる、末恐ろしいお子様です。 こん…

魔界のメリークリスマス1 2015

魔界にクリスマス到来 渋谷駅の例のお犬さま ふりしきる忘年会の合間を縫って魔界見物。 たとえ暗い人生にも明かりと輝きが必要です。人工であろうが美しいものは美しい。私はイルミネーションもスパンコールもキラキラするものは大好きです。 さて、キラキ…

あけさせる方法

さっぱりした人生を送りたくなって携帯電話を解約しました。 次の次の日曜、玄関のチャイムがなりました。 誰だろう。宅配かな、新聞の勧誘かな、宗教の勧誘とか、近所に住む悪い友達(そうりょ、おどりこ、しょうにん ※職業の名前でよんでいます)とか。 今…

恐怖百貨店

どのお土産にも、何かがこめられているような気がします。(◞≼థ≽◟◞౪◟◞≼థ≽◟) 悪い子のお友達も よい子のお友達も 起案がさくさくはかどる魔法のお面とかとか嫌な電話の身代わり人形と触れ込めば・・・・ 同業のお友達に売りさばけ・・(΄◞ิ౪◟ิ‵ )。 ・・・町が…

悩めるサンセット

どこの国に参りましても、その国の伝統や儀礼は重んじることにしております。都心部にて、ポリネシアの伝統ドリンク、カヴァをいただきます。 コショウの仲間の木の根を、粉にして水に溶かしてあれやこれやする飲み物です。ノンアルコールで、でも少し酩酊す…

蒼い長い一日

光化学スモッグがんがんの工業地帯で育った私は、「東京にはそらがない」と言ったという高村智恵子に軽く反感を抱いていますが、青い空は美しいものです シュノーケリングに勤しみます。遊んでいるのではありません。 食料調達ですƪ(΄◞ิ۝◟ิ‵)ʃ 冗談ではない…

密林のグルメ

電気も水道もない南の国の離島の奥地。 「誰とも口をきかない1日」を本気で満喫しております。 ご心配されそうですが、お食事はとても豪華です。 タロイモ、ヤムイモ、派手な色のおさかな、コウモリ、何かわからないフルーツ(΄◞ิ౪◟ิ‵ )。 全部自分でとった…

コロンボの妻

ボス(⊙◞౪◟⊙)は夕食は自宅に戻って食べ、その後戻ってきてまた明け方まで仕事をします。自宅が徒歩圏内で、温かい家庭があることで成り立つ生活です。 私がこの事務所に来たばかりのころ、食事に帰りますと言って事務所を出たはずのボスが、コンビニからビニ…

究極のコース選択

東京都弁護士協同組合提携の某結婚紹介所はとても面白いコース設定をしています。 紹介されるお相手について ①弁護士に限定する ②弁護士以外に限定する を選んで入会するのです。ちなみにお値段は同じです。 さて、今日は究極の選択のお話です。 夏の夜、ヨ…

侮れない配点

音楽室に貼りだされている作曲家の肖像画の中で、私がダントツのイケメンだと思っていたのはシューベルト。色白でメガネかけてて賢そう、物静かで上品な感じがお気に入りでした。彼の肖像画のところだけが、ほこりっぽい音楽室の密かなオアシスでした。 音楽…

笑うしゃれこうべ

その日、私は健康で文化的な最低限度の週末を過ごしているはずでした。 あの味噌汁食べなかったら•(΄◞ิ౪◟ิ‵ ) 水を飲んでも吐くのでどんどん体力を消耗していきます。中川に助けを求めようにも携帯電話は事務所。クーラーのリモコンどこだろう。もう動けない…

恐怖の館

友人の家探し、二軒目はとても古いアパートでした。 ちょっとわけがあって半年ほど人が入っていないそうです。 家をあけるとちょっとぷーんとにおいがしました。 (΄◞ิ౪◟ิ‵ )でも、貧乏のにおい、ってほどじゃあないし・・・・ で、お台所の隅にスイカの種の…

奇妙な果実

家移りを計画中の友人に頼まれ、別の友人と三人で内見に行きました。 友人は石橋をたたき割ってから渡る慎重な性格。 もう一人の友人(弁護士)には法的アドバイスを、菊ちゃんにはそれ以外のアドバイスを頼むわ~とのことでした はて?(◞≼☉≽◟◞౪◟◞≼☉≽◟) 小高…

注文の多い理髪店

ボス行きつけの理髪店は日によって仕上がりのグレードと髪型が激しく変わります。 ですからいつも提案しています。 (΄◞ิ౪◟ิ‵ )私が切ってあげましょうか と。 ですが、私が本格的なシリアルキラーオタクであることを熟知しているボス(⊙◞౪◟⊙)は私に刃物を持た…

まりちゃんの憂鬱

小学3年生の時、当時同級生の間でバレエ(踊る方)漫画がはやっていました。 特に人気があったのは小学館の「小学3年生」に連載されていた「ナントカまりちゃん」という漫画でした。 当時私は松本清張に心酔していたので、女癖の悪い娘ムコを大胆な方法で…

命の酒

下戸ですが、お酒大好きです。 たいてい朝方帰宅するので、「晩酌」ではなく寝酒ですが、就寝前にちょっと一杯。 大吟醸ですよ(΄◞ิ౪◟ิ‵ ) さてこの時期、高田馬場駅周辺は大学生の新歓コンパでひしめき合います。その殆どはそこそこにちゃんと解散しているで…

まぼろしの授賞式

ノーベル賞の発表があるたびに、ひょっとして理学博士のボスの昔の論文がいきなり脚光を浴び・・・・ という野望を旨に抱く菊谷です。 通販で怪しい健康食品を買ったりもしますが、ボスはれっきとした理学博士。国会図書館に保存されている論文もあります。 …

魔界の夜の桜 2015

魔界の桜は美しゅうございます。 昨年もご一緒しました法律事務所との合同お花見に八芳園に来ております。 桜の時期限定のスペシャルディナー、ホテルの庭園の桜は満開です。昼の桜とは違い、 ここの桜はプロლ(◉◞౪◟◉ )ლ すきのない美しさで楽しませてくれま…

桜さく丘から  2015

普段アレな世界でアレなこととばかり向き合っておりますので、桜の時期くらいは真人間に立ち返りたいと思っています。 年齢を重ねれば重ねるほど、桜の咲く時間が短く感じられるような気がします。 根尾の薄墨桜など、ピンで立派に咲いているものもあります…

黄金輝く国から⑧ 縁起のわるいホテル

アマゾンから空路リマに戻り、最終日、リマでガイド付き半日観光をしました。それまで出会ったペルー人ガイドさん達はいずれもてきぱきとした、それでいて話も楽しい素敵な人達でした。しかしこの日のガイドは、60代の日本人のおっちゃんでした。 このおっ…