ミモザノヘヤ

高田馬場の弁護士の日記です。

夜の国から2

午前11時50分ころ夜が明けて、2時間ちょっとくらいの昼がきます。
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お買い物をしたり、葉書を書いたり、コーヒーを呑んだり。誰とも口をきかない1日を満喫しています。

 治安はよろしいので、一人でぶらぶらしても高田馬場より安全です。 

 ただし、うっかりはできません。

コーヒーとクロワッサン1個で2000円(◞≼●≽◟◞౪◟◞≼●≽◟) しますので。 

さて、この国に人が定住し始めたのは紀元800年ころ、日本で言えば平安京が出来たころくらいです。 デンマークアイルランドスコットランドあたりから入植したと言われています。公用語は世界一難解なアイスランド語ですが、学校でデンマーク語と英語を学ぶので、国民の殆どはトリリンガルです。 英語はきちんと通じます。
 特に50歳以下の人の英語は綺麗に聞こえます。 当然ですが、アイスランド人同士は外国人には全くわからない難解なアイスランド語で会話します。これは国民のアイデンティティティを保つ上で非常に重要なことです。 

  自国の言語というのは外国に政治的・経済的な侵略を許さない、その国の最後の砦です。 日本では最近、日本の会社の中での公用語を英語にしたり、小学生に文法を伴わない中途半端な英会話を学ばせたりしています。しかしこれらは、英語圏に利益こそ与え、日本が英語圏に経済的・政治的に支配されるという将来大変危険な目に併せるのではと私は危惧しています。
 国策としての英語に必要であるべき本当のレベルは英語圏の大卒程度の英語を話せる程度だからです。 

 国内の流通、製造業に至るまで、母国語ではない英文契約書によって英語圏の国にインセンティブを採られてしまっては困るのです。 おぞましいことに、英語を使うことのできる日本人専門家の中にも、英語至上主義の勘違いははびこっているようです。日本企業の契約書を英文で作成する日本人弁護士、日本人の依頼者に平然と英文の契約書を送ってくる日本人米国公認会計士は実在します。
 依頼者にとって大事なのはグローバルスタンダードではありません。依頼者自身の利益です。 

 さて、コーヒーショップでざっと60枚ほどの葉書を書き終え、投函しにいきました。 物価が高いので何事もびくびくしておりましたが、何度確認しても、

郵便料金が大変お安いのが気になります(΄◞ิ౪◟ิ‵ )

大量の被害者を出してしまわないか (΄◞ิ౪◟ิ‵ )・・・・ 001.JPG  
  平成27年1月18日  文責 弁護士 菊谷淳子