ミモザノヘヤ

高田馬場の弁護士の日記です。

放浪の記

夜の国から6 北極のペンギン

私はスーパー運動音痴、ですから座右の銘は 安全第一。 しかし近年、どうも好奇心にかられて無謀なチャレンジをするようになっておりまして、このまま行きますと、遺体も見つからないような場所で最期を迎えるような気がしてきました。 ところで、青の洞窟を…

夜の国から5 青い鳥を探して

白一色の世界をひたすら歩きます。 心は夢とうつつを行ったり来たりするのですが、大体寒いところではろくなことが浮かんできません そういえば・・・・ うちの冷蔵庫、4時間で牛乳が凍るようになったなあ (◞≼●≽◟◞౪◟◞≼●≽◟) それにしても遠い。本当にこの先…

夜の国から3 天と地の境で

白一色の天と地を太陽がこじ開けようとしているのを横目に、幻の青を求めてバスでひた走ります。 人工の大半が首都のレイキャビクに集中しているため、たまに数件の民家が寄り集まる集落は見えるものの、殆ど荒野です。 夏はちょっと羨ましかったのですが 冬…

黄金輝く国から⑧ 縁起のわるいホテル

アマゾンから空路リマに戻り、最終日、リマでガイド付き半日観光をしました。それまで出会ったペルー人ガイドさん達はいずれもてきぱきとした、それでいて話も楽しい素敵な人達でした。しかしこの日のガイドは、60代の日本人のおっちゃんでした。 このおっ…

氷の国から⑥ 本当の氷の国へ

参謀本部(⊙◞౪◟⊙)(⊙◞౪◟⊙)(⊙◞౪◟⊙)からメールがきました。ラグーンの写真を見たご一行は自分たちも遊びに来たくなったようです。 で、なんとしてでも定住しろとの指令がspan> FROM 参謀本部(⊙◞౪◟⊙)(⊙◞౪◟⊙)(⊙◞౪◟⊙)/~ 件名 <本気出せ>今すぐ使えるアイスランド…

氷の国から⑤ No-Mask

おもちゃ箱のような美しいReykjavikの町から車で約40分。 世界最大にして最高に露天風呂、Blue Lagoonに到着です。 本当に美しいところでした。 ひねもすふらりふらり泳いでいました。 美しい光景もあちこちで。 ところで、ここにはシリカマスクというパッ…

氷の国から④ 凍った時間

アイスランドとお隣グリーンランドとの違いは、池袋の駅と同じです。つまり、 西口に東武デパート東口に西武デパート… 実は緑豊かな方がアイスランド、グリーンランドは本物の氷の国です。 本当は緑豊かで温暖なアイスランドに人を寄せ付けないように、 そし…

氷の国から③魔女に倍返し

大抵の方はちゃんとしていますが、やはりどの国に行ってもろくでもない方がいらっしゃいます。 特に白人の多い地域で、有色人種イエローは気をつけなければなりません。 レイキャビーックの街を散策していたとき、何人かの人相の大変良くないおばさんグルー…

氷の国から② 寿限無寿限無

名前が長くて覚えられないここで一番有名な教会は小高い丘の上にあり、街全体を見渡すことができます。 怖いけれど上ってきました。普段9階出仕事していますが、タワー8階の眺めは本当に恐ろしかったです。 ちょっとアイスランド行ってくるわというと、戦…

氷の国から①地図にない国

gott kvöld allir こんにちは。皆様お久しぶりです。 日本から23時間ちょい。いつもの世界地図には載っていない、北極の一歩手前アイスランド。 去年、北海道で知り合ったこの国からの旅人が「寒い寒い日本はなんて寒いんだ」と震えていたし、経由地コペン…

星の国から⑧ 軽やかなる誹謗

来る日も来る日も中川と歩き回りましたので、2人ともすっかり足がくたばってしまいました。そこで、この国に来たときから目をつけていたショッピングモールの中の華系の足裏マッサージに出掛けました。 怪しげな健康器具。怪しげなお香の香り。 そして怪し…

星の国から⑦ カジノ・ロワイヤル

私と中川はそもそもカジノを楽しみに星の国に飛んできました。 それなのに、ここのシステムは現金払い。華系の銀行のATMは充実していますが,このカジノには私達が使えるATMはありません。 中川は2ドル札5枚、菊谷は50ドル札1枚。 しかし2人が遊ぼうと…

星の国から⑥ ろくでなしの挽歌

ええ、お待たせしました。お約束のカ…、とうとうやってきました。 星の国内に何カ所かオープンしたカ…ですが、 私どもが今回訪ねたのは、ユニバーサルスタジオにほど近いカ…です。 外から見ますと地下駐車場は高級車であふれ、大変豪華です。 下妻のパチンコ…

星の国から⑤ 宝石箱のざわめき

友人達は何故かますますカジノ目的と思っているようですが、品行方正に星の国からお伝えします。今日は夜景。都市国家はやはり高いところから眺めなければ。 ええ、 アレと煙は高いところが好きですからƪ(΄◞ิ۝◟ิ‵) フライヤーにも、ベイサンズにも上りました…

星の国から④ 魅惑のローカルライフ

友人たちはそれでもカジノ目当てと思っているようですが、私どもは極めて品行方正に、ガイドにはない真実の姿を求め,ローカルの見学です。 アリバイってなんでしょうか (◞≼థ≽◟◞౪◟◞≼థ≽◟) ローカルなショップ ローカルな食堂 星の国版「スーパー玉出」 さて、…

星の国から③ 栄華を味わう

友人たちはまだカジノ目的と思っているようですが、私どもは品行方正な旅を続けております。今日はperanakan博物館にも来ました。 誰ですの、アリバイて(◞≼థ≽◟◞౪◟◞≼థ≽◟) peranakanは、約1000年前に中国大陸からマレー半島にわたってきた華人がマレー系と…

星の国から② 自由の園で

友人たちはカジノ目当てと思っているようですが、私どもは大変品行方正な旅行を続けております。 熱帯の動物もたくさんいますが、 道を歩くとこういうのともすれ違います。 柵がないことで有名らしいです(΄◞ิ౪◟ิ‵ ) さて、自由ついでに。法務省のQ&A(「…

星の国から① まとまりとばらばらと

早春の成田空港にて、赤道直下の南国に向かうため、場違いな薄着で震えている2人組がいました。 到着しさえすれば!到着しさえすれば! 中川は母校訪問、菊谷は移住先偵察のため、お休みをいただいて赤道直下の星の国に来ています。 この国には、アラブ系、…

摩訶不思議の国への旅 最終回 拝啓 井浦謙二様

先生 お元気ですか。 出かける前に先生とした話を思い出します。 兼高かおる 世界の旅 が憧れだったんです・・・・って、私確かに言いました。 でも今回参考にしたのは先生の机の右側の本棚にあった 「アジアパー伝」(講談社 西原理恵子・鴨志田穣) です。…

摩訶不思議の国への旅 その7 カオスの道

インドでは夕方からが本格的なお買い物タイム。5時半に仕事を終えた人たちが、涼しくなってからお買い物にでるのです。映画館にも人が集まり始めます。私も夜のそぞろ歩き。 昼は木陰で、よるは繁華街へ。そういう生活、あこがれです。 オートリクシャに乗…

摩訶不思議の国への旅 その6 笑うせえるすまん

Jaipurはその昔、ムガール帝国の都があった、宝石と織物の町です。 現在でもインド国内から買い物に来る人がいる、という割合豊かな町です。 ムガール帝国になぜあんなに城があるかというと、占星術に従って引越をしていたからだそうです。てなことで、今で…

摩訶不思議の国への旅 その5 インド版結婚できない男

個人旅行ですが、それなりの地域にも入るので、ガイドさんを手配してもらいました。 日本語と英語をほぼ不自由なく操り、みなりも割とぱりっとした、「くれよんしんちゃん」をこよなく愛する40代半ばのお坊ちゃん育ちのおっさんです。 すみません、私はひそ…

摩訶不思議の国への旅 その4 数十メートル先の異世界

ゆく河の水は絶えずしてしかも元の水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて久しくとどまりたるためしなし・・・・と言ったのは室町のブロガー鴨長明ですが、ガンジスの川の流れに乗って上流で家族と別れを告げた死者が流れ着き、岸べで…

摩訶不思議の国への旅 その3 合歓の木のこかげで

誰ですか、インドの3つの気候区分は ホット、ホッター、ホッテスト だなんておしゃったのは。 インドの気候区分は、夏季、冬季、そして雨季です。今はちょうど雨季に入ったばかりです。 大変失礼ながら、インドと言えば、 ターバン、カレー、ガンジー、暑い…

摩訶不思議の国への旅 その2 直ちに健康への影響はございません。

香港、バンコクを経て12時間。 ミシミシキャシキャシ変な音がなり、カタピシ間断なく揺れ続ける飛行機にしがみつき、知っている神さま全員にお祈りし、 たどり着いた天竺 ニューデリー すでに真夜中で、空港のロビーにたむろするタクシーの強引な客引きを…

摩訶不思議の国への旅 その1

ちょっと行ってこよう、と思い立って、某国のビザを申請しました。 なんかよくわからないサーバーを使っているページなのでオンライン申請がうまくいかない。ホームページにある 問い合わせ電話に電話しました。 ビザの申請のご不明な点は 1を で 次 記入例…