ミモザノヘヤ

高田馬場の弁護士の日記です。

命の酒

下戸ですが、お酒大好きです。 たいてい朝方帰宅するので、「晩酌」ではなく寝酒ですが、就寝前にちょっと一杯

 

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大吟醸ですよ(΄◞ิ౪◟ิ‵ )

 

 さてこの時期、高田馬場駅周辺は大学生の新歓コンパでひしめき合います。その殆どはそこそこにちゃんと解散しているであろう、と思います。

 が、私が帰宅する未明、路上で寝ていたり、吐いていたり、歩けない程倒れ込んでいたり、明らかに急性アルコール中毒でないかと思うような学生を必ず何組も連日目撃します。 私自身下戸なので、人前で顔色替えずに沢山飲むことのできたらどんなにいいだろうと思います。

 まして若い学生さんが、女の子の前で格好付けたい気持ちは理解できます。でも、ちょっと待って欲しい。 一気コールでこれだけの犯罪が軽く成立する可能性があるのです。

   酔いつぶすことを目的として飲ませた場合  傷害罪(刑法204条)

   一気コールで飲酒を強要し急性アルコール中毒で死亡させた場合 傷害致死罪(刑法205条)  

  一気コールで飲酒を強要し急性アルコール中毒となった場合 過失傷害罪(刑法209条)

  泥酔者を放置した場合        保護責任者遺棄罪(刑法218条)

  泥酔者を放置してその者が死亡したとき  保護責任者遺棄致死剤(刑法219条)

  一気コール見てただけの人     現場助勢罪(206条)

 

 犯罪者になるのは簡単です。 私が最低限願っていることは一つです。

 

死ぬのは勝手だが死なすな。

 

さて、私は人前ではアルコールはほんのおしるし程度しか口にしません。破壊の神シヴァが降臨しますので。

 本当は大好きな日本酒が出ますと、のどからてがでるほど欲しい時もありますが、少し口をつけて、おいしかったら銘柄をメモして帰ります。

 

犯罪者になるのは簡単ですのでね(◞≼☉≽◟◞౪◟◞≼☉≽◟)  

    平成27年4月27日 文責 弁護士 菊谷 淳子