ミモザノヘヤ

高田馬場の弁護士の日記です。

豪華旅行

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元旦の食卓


 

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    新年早々旅行に行ってきました、初夢で宇宙旅行(⊙◞౪◟⊙)

 

 福引きでハワイ旅行を当てるより難易度は高いと自負していますが、友人達からはなんだかお気の毒( ノД`)と思われているようなのが気になります。

 

 意外かもしれませんが、趣味は物見遊山の理学博士元ボス井浦先生は宇宙旅行だけは行きたくないと頑なに言っています。理由ですか?

  (⊙◞౪◟⊙)だって、そんなん怖いじゃない・・・

だそうです。

 

 さて、日本の刑法の法定刑の定め方は、至ってシンプルで科料、罰金、有期懲役、無期懲役、そして死刑、があります。

 そして、日本では死刑は、基本的には人の生命を侵害した場合の罪に規定されています。殺人、強盗殺人、人が現住建造物放火、その考え方の背景には応報刑といってやったことに見合った刑罰を科すというベースがあります。

内乱罪(簡単にいいますと国内のテロ)などについては保護しているのが個人の生命身体財産ではなく、ちょっと特殊ですが、人が亡くなる可能性はあります。

ですから、例えばですが窃盗罪や詐欺罪では死刑になりません。

 

 しかし、そういう考え方が必ずしも世界で当然のスタンダードとは限りません。

 

 例えばですが、中国やシンガポールなど東南アジアでは覚醒剤の持ち込みに死刑の規定があります。薬物が蔓延することによる国家的な喪失を防ぐために法で規制しているのです。ですから命を奪う犯罪でなくても死刑にすべき犯罪がある、という考えもあるのです。

 

 つまり、旅行先ではこんなことで犯罪に?どころかこれで死刑?てなことがありうるわけです。

 

 それが犯罪であればまあ仕方がないとしても、ええっ?というものもあります。

 例えば、自由恋愛で死刑

 

 そういう刑罰の定め方が正しいか正しくないかはその国の文化・国情・国民感情によるもので、その国の成熟度を示しているものだと思います。我が国の成熟度が退化し、刑法が将来とんでも刑罰を科さないよう市民はしっかりしている必要があります。

  それにしても旅行に行く際、ある日いきなり「死刑囚」もあり得る犯罪に巻き込まれたらしゃれになりません。

 夢の中ならその心配もないわけですが・・・

 

 実は、宇宙旅行の初夢を見るにはちょっとしたコツがあります。

 元旦におせちを食べきってしまい、2日目は宇宙食でしたの(⊙◞౪◟⊙)

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宇宙食

    2021年1月5日  文責 弁護士 菊谷淳子