ミモザノヘヤ

高田馬場の弁護士の日記です。

コロンボの妻

 ボス(⊙◞౪◟⊙)は夕食は自宅に戻って食べ、その後戻ってきてまた明け方まで仕事をします。自宅が徒歩圏内で、温かい家庭があることで成り立つ生活です。

 私がこの事務所に来たばかりのころ、食事に帰りますと言って事務所を出たはずのボスが、コンビニからビニール袋を提げていそいそ歩いて行くのを目撃したことがありました はて? 事務員に聞きますと、夕食は家族ととる、らしいのですが、わがボスは家庭と職場を峻別しておりますので、詳しいことは誰も知りません。しかも事務員の情報は10年ほど前のもの

 

もしや・・・・•(◞≼●≽◟◞౪◟◞≼●≽◟)

 

知らない方がいいこともあります。

 

それ以上は心にとどめておくことにしました。

 

 さて、最近わが業界でも切り取られてしまったりと物騒な事件が続いております。 たまたまなんですが、ものすごい夫Loveな弁妻(弁護士の妻)のブログを発見しました。それはそれはすごい!ともかく楽屋から太鼓をたたき割る感じで夫の講演、夫のテレビ出演などくまなく写真付きで載せています。物騒な世の中、夫を応援するけなげな姿、あっぱれです。(すでにブログは削除されていました)

 すさまじいまでの夫Love! 事務員もかえってやりにくかろう、と どんな弁護士なんだろうね、と笑いながらボスとググってみた・・・・ すると・・・・ (◞≼☉≽◟◞౪◟◞≼☉≽◟)•(◞≼☉≽◟◞౪◟◞≼☉≽◟)

 

一方的好意の延長か 弁護士脅迫で女を逮捕(大阪府)2015.8.11

 

 勝手に荷物を送りつけ、受け取りを拒否されたため、「事務所に放火してでも送り続ける」などとしたメールを送って男性弁護士(44)を脅したとして、大阪 府警は11日、脅迫容疑で大阪市福島区福島、会社社長の女性(52)=別の信用毀損罪で起訴=を再逮捕した。容疑を認めているという。 産経West 私どもの仕事では、つきまとい、ということが多くあります。 その殆どは恋愛感情ではなく、逆恨み、です。 しかし現在のストーカー規制法は「恋愛感情」に基づくことを要求しているため、私どもはストーカー規制法では守ってもらえません。主に刑法に頼るしかないのです。 ストーカーというものがどういう理由でそうなるか、ということをきちんと考えない机上だけで起草した想像力のない法律は、役にたちません。法律はあてにならないことが多い、というのはこういう起草者の想像力欠如の事情もあるのです。 さて、数年の間、私は一人ボス(⊙◞౪◟⊙)の「秘密」を口外せず暮らして参りました、が、ふとしたおりボスが娘さんから受け取っているメールをちらっっと見てしまいました。そこには、ただ一言、 件名 (無題) 本文  ご飯 とだけ書かれていました。 ほっとしていいのかどうか。。。いや、ちょっとほっとしました。   平成27年8月22日  文責 弁護士 菊谷淳子    ※ 刑事コロンボは毎回「うちのかみさんがね~」と話をする。しかし妻が出た放送はない。