今年5歳になるSちゃんはしっかり者。ママが一人で働いているので、お手伝いをしっかりこなし、弟の面倒もちゃんとみ、ママの相談には的確に回答し、幼稚園では園児を演ずる、末恐ろしいお子様です。
こんな子にこそ少しくらいサプライズがあっても。そう思ったサンタさんはSちゃんの枕元にプレゼントを持参・・・・
5回目の今年、Sちゃんの枕元には「サンタさんへ」の御手紙が。
そうか・・・・サンタさんに御手紙を書くなんて。 クリスマスのサンタごっこは、あなたの事を周りの大人がちゃんと見ているからね、大事に思っているからね、と自分が愛されているのだということを子供に伝えてこそ意味があるのではないか、と私は思います。
子供の心にあたえる一番の糧は、愛されているという自覚。それがないと自分も他人も大事にできない大人になってしまいます。
Sちゃんにとって白人の見知らぬじいさんでもいい。誰かが、Sちゃんの喜ぶ顔を願っている、と知ってくれればよいのです。小細工はしていませんが、名乗ってもいません。
Sちゃんからの手紙には、こう書かれていました。 「ことしもありがとう。はよ、だんなみつけや」 小さな包みがついていて、色つきのリップクリームが入っていました。
じっと手をみるサンタ(◞≼●≽◟◞౪◟◞≼●≽◟)
そうそう、私ですか?今でも信じていますよ。
カッパと同じくらい(⊙◞౪◟⊙)
平成27年12月24日 文責 弁護士 菊谷 淳子