ミモザノヘヤ

高田馬場の弁護士の日記です。

2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧

となり村のおとぎ話②

私はおかあさんに頼まれてばあちゃんにおかしと葡萄酒を届けに行きました。 事件当日のことをそのままお話しします。 私はおばあさんの家に行く途中で狼に出会いました。狼は私に日本語で、 この先の一軒家のおばあさんとこの子だね と言い、それから お花を…

となりの村のおとぎ話①

小さな県の小さな村はずれの森の一軒家でおばあさんが斧でめったうちにされて死んでいました。通報したのは通りかかった猟師 そのよこにへべれけになった赤い頭巾をかぶった女が血のついた斧を持って座り込んでいました。 で、赤頭巾こと自称作家29歳の女…

とおい国のおとぎ話②

シンデレラが完全黙秘を続けている中、国内では大変な騒ぎになっていました。自宅警備員の女がどうやらサッカー中継見たさに王子様に靴を投げつけて殺す。舞踏会に招かれなかった非リア充たちからうらやまけしからんから処刑せよ。という声が多く上がりまし…

とおい国のおとぎ話①

シンデレラは12時が近づいているのに気が付いて早く帰りたくなりました。一発逆転の婚活のために来たはずの舞踏会ですが、おフランスな王子様に関西弁は通じないし、はよかえってジャージに着替えてポテトチップスかじりがらサッカー中継みたい。履きなれ…

小さな銀河鉄道の夜

プラネタリウムが南十字星を写しだし、周りを鉄道模型が走りまわっています。来週の冒険じゃなくて仕事の準備と必要最低限の身支度も整い、自宅の小さな銀河鉄道で、酒を飲みながらのんびり。私のひそかな愉しみです。今日もあと数時間の休日 ・・・・あるは…

おかしい酒

生きていくのもやっとの下戸ですが、お酒大好きです。 何度命の危機に直面しても(「最期の証明①・②」2月9日付 参照)、自宅に戻って風呂に入りながらつい、少しだけ、少しだけ。ああ酒浸りの日々。 美空ひばりの名曲『悲しい酒』が口をついてでます。 ひ…

自宅を出て事務所に向かう途中、天から、いや、角の家から声が。 オイ オカマ いま何て? ふと見るとこちらをじっと見ている九官鳥。私しかいないので私に言っているようです。 むむう・・・・ 好きな言葉は動物愛護ですが座右の銘は目には目を 朔立木の小説…

アーモンドの爆弾

とうとう来ました近鉄奈良線東花園駅。残念ながらお仕事ですが、 私はラグビーファンなので聖地花園ラグビー場の近くというだけでわくわくします。 そもそもラグビーというのは選ばれし者のスポーツです。私のような生きていくのもやっとの致命的な運動音痴…

Shall We Dance?

高校3年次の体育の授業は社交ダンス。2コマぶっちぎりでひたすら踊るというそれはハードなものでした。ワルツ、ジルバ、タンゴ、マンボ。今でこそ無念の勤労生活ですが、当事は社交界デビューそして左うちわの有閑マダムへの野望に燃え、一生懸命練習しま…

新緑の里から

さりげなくメリケンな青森三沢空港に降り立ち、バスを乗り継ぐことなんだかんだ小1時間。 新緑の美しさに目を奪われながら、重度の知的障害を持つ方の入所している施設に面会に来ました。 この日は面会日なので、入所者もみな興奮気味です。 面会にいつも誰…

本当の犯人

お向いのおばあさんが木に登ろうとしていました。デイサービスのお迎えを時々お見かけしていますから、そんな木に登れるようなおからだではないはずです。 あわてて、近くに行って「手伝いましょうか」と声をかけますと上の方に洗濯物が。 致命的に運動音痴…