死刑よりも残酷なこと①
第一東京弁護士会の10月号会報がきっかけでかつての同級生何人かから連絡をもらいました。
同業だったんだね! 4%
東京にいたんだね! 5%
生きてたか! 91%
なぜだろう?(´・ω・`)
ところで、弁護士が声を上げるべき権利は第一にはもちろん自分の依頼者の権利ですが、個々人のレベルを超えた権利侵害に声を上げることもあります。
ところが、気をつけなければならないのは、
目の前にざくざく転がっている本当に救われるべき権利救済をおろそかにして、
「なんとなくそれらしい権利救済」をヒステリックに叫んでいないか、ということです。
死刑廃止、を真面目に論じている先生方には大変申し訳ないのですが、私には死刑廃止論も、なんだかインチキ人権のにおいがあるように思えてなりません。(以下はあくまで私見です。)
死刑廃止論にもさまざまな根拠はありますが、そのほとんどは、死刑が残虐だから、取り返しがつかないから、ということに論拠をおきます。
では死刑はこの世で一番残酷で、取り返しがつかないものなのでしょうか。
(続きます)
平成24年10月21日 文責 弁護士 菊谷淳子
<お知らせ>前々からお知らせしていました、10月27日けやきtea PARTY!の詳細が決まりました。
不貞が発覚した時、妻は、夫は、そして愛人は・・・・それぞれの立場に降りかかる法律問題について、中川と菊谷が対立する代理人としてそれぞれの立場から解説します。
準備の都合上、今回は事前予約制とさせていただきます。
お知らせはこちら
お問い合わせはこちら keyakilaw@gol.com