氷の国から⑤ No-Mask
おもちゃ箱のような美しいReykjavikの町から車で約40分。
世界最大にして最高に露天風呂、Blue Lagoonに到着です。
本当に美しいところでした。
ひねもすふらりふらり泳いでいました。
美しい光景もあちこちで。
ところで、ここにはシリカマスクというパックがあちこちに「ご自由に」とおいてありまして、みんな自由に塗っています。もちろん私も。
それにしても不思議だったことがあるのです。おもにおフランス語をしゃべる方々から
「ノーマスク!、ノーマスク!」って言われまして。
マスクしてるのに。平たい顔に塗ったら、カオナシってことか…むむう…
さて、家事審判法が新たに制定したおかしな制度の中で、家事調停の期日の最初と最後に当事者双方同席する、というのがあります。
ご自分に置き換えていただけると簡単にわかるかと思いますが、今これから離婚したいといってもめている最中の当事者に同席させるなんて気まずい以外の何者でもありません。代理人がついているのなら、代理人でいいじゃありませんか、といっても聞かない善男善女の調停委員もいらっしゃいます。
デメリットはきまずい、というだけではありません。危険なこともあります。
非常に感情的になった当事者がキレてその場で相手を罵倒することもあります。
私自身胸ぐらを捕まれたこともあります。
わがボスは(⊙◞౪◟⊙)、その話を聞いて「それは危なかったですねえ•(⊙◞౪◟⊙)…相手も恐ろしいことしますねえ(⊙◞౪◟⊙)…倍替えしどころじゃすまないですからねえ(⊙◞౪◟⊙)」
と意味不明な心配をしていましたが(΄◞ิ౪◟ิ‵ )
それならと思い
「そこまでするのは何のためですか」というと裁判所はたいてい
口ごもります(΄◞ิ౪◟ิ‵ )
そして最後に「ま、法律で決まっていますから…へへへ」とどうしようもない回答をなさいます。
どうしても双方同席にこだわるなら
双方お面(´⊙◞⊱◟⊙`)(΄◞ิ◟ิ‵)でもつけたらどうでしょうかね。
夜店で売っているようなやつ。
ところで皆様お気づきになられたでしょうか。
私はホテルに帰ってから気づきました。
おフランスどもの言わんとしていたこと。
能面(◞≼●≽◟◞౪◟◞≼●≽◟)!
平成25年8月26日 文責 弁護士 菊谷淳子