氷の国から①地図にない国
gott kvöld allir
こんにちは。皆様お久しぶりです。
日本から23時間ちょい。いつもの世界地図には載っていない、北極の一歩手前アイスランド。
去年、北海道で知り合ったこの国からの旅人が「寒い寒い日本はなんて寒いんだ」と震えていたし、経由地コペンハーゲンでも同じ乗り継ぎ便のみんなTシャツ着てたしちょっと涼しいところに…カーデガンでも羽織って…という感覚でしたが
現地の方々、到着後速攻
コートをお召しに…(΄◞ิ౪◟ิ‵ )
上記の姿は寒冷地経験豊富な中川のアドバイスあっての賜物です。
そうは言ってもレイキャビークの街中は1年中で私の一番好きな11月下旬程度の気温。どこを歩いても素晴らしい、美しい街です。同じ北極圏でもアラスカのすさんだ感じとは全然違います。
地理の教科書で「一番寒いところの見本」みたいな雨温図がいつも端っこの方にでてくる首都レイキャビークです。実際には夏こそちょっと涼しめですが、火山国のため冬は比較的温暖です。札幌の方が遙かに寒い、というのは本当です。街を歩けば太っていない足の長いイケメンばかり。そして水道水は本当においしい。ああ素敵。言葉なんて勉強いたします。日本のしがらみなんか全部おいていきます。ここにおいて下さい。
移住とか移住とか移住とか(⊙◞౪◟⊙)♪…野望目覚める菊谷です
ところで、ここにやってきたのは涼みに来た、というより本当に遠いところで完全に一人になりたかったかったからなのです。楽しいユースではなく、ホテルを選んだのも本当に疲れ切っていたからです。
でもここの人は本来の趣旨を忘れてしまうほどみんなとても暖かく、親切です。夜にはさすがにけったいなアレ(΄◞ิ౪◟ิ‵ )もでますが、それは世界共通。ああ、人間っていいなあ、と思います。
というわけで、思いがけず心の洗濯ができそうなので、しばらく大切なものについてゆっくり考えてみようと思います。
ところで、残念な面もありまして、物価は非常に高く、税金も24.5%とお高い。
少し前にこの国を訪れた方の旅行記にマクドのセットが1400円…と恐ろしい記載がありましたが、実はすでにマクドすら撤退しております。
ここに移ったとして…何をして食べていこうか…その姿を思い浮かべ出てくる言葉は…
難民とか難民とか難民とか…(΄◞ิ౪◟ิ‵ )
平成25年8月19日 文責 弁護士 菊谷淳子