ミモザノヘヤ

高田馬場の弁護士の日記です。

星の国から⑥ ろくでなしの挽歌

ええ、お待たせしました。お約束のカ…、とうとうやってきました。 星の国内に何カ所かオープンしたカ…ですが、 私どもが今回訪ねたのは、ユニバーサルスタジオにほど近いカ…です。 外から見ますと地下駐車場は高級車であふれ、大変豪華です。 アンドロイド その他写真 123.jpg 下妻のパチンコとは雰囲気違います(΄◞ิ౪◟ิ‵ ) 喜び勇んで入店したカ…ですが、私たちには誤算が…。 ここでは現金払いだったのです。中川は2ドル札5枚、私は50ドル札1枚。 二人とも生憎持ち合わせがありませんで。 こういうところでお金がないのは 首がないのとおんなじです(΄◞ิ౪◟ิ‵ ) ところで、民法上、自分で自分の財産を管理できない人の保護とこれらの人が経済活動をすることによって生じる混乱を避けるための制度として、成年後見制度、という制度があります。ちょっと前まで禁治産制度、と呼ばれていた制度です。 禁治産制度から成年後見制度に移行した際、以前準禁治産者と呼ばれていた人は被保佐人になりました。前の準禁治産者には「浪費家」というのが含まれていましたが、今は浪費では被保佐人にはなりません。 明治時代の家父長制の元、一族の身代を食いつぶす輩がでないよう配慮して作った制度ですが、よくも悪くも個人の尊厳がうたわれている現代憲法のもとでは、個人の自由ということで外されたようです。たとえば身内に病的なギャンブラーがいても、自分の財産は自分で守れ、身内の浪費家の肩代わりをしたら、ちゃんと借付にしてまとまった金額になったら破産をさせればそれ以上の被害はなかろう、そういったところでしょうか。 ところで、外見は豪華なカジノですが、 中は尼崎の競艇場と一緒でした(΄◞ิ౪◟ิ‵ ) 平成25年4月1日 文責 弁護士 菊谷淳子