がまんの数を数えて
桜が満開の東京をよそ目に、一人阿寒湖の氷上でワカサギを釣っていました。
こういう時期にこういう場所へ一人で来る客ですから
まさかアレ…(΄◞ิ౪◟ิ‵ )、
という疑いの目を向けられていたようですが、その疑いは2日目にはあっさり溶けたようです。
春休みも終わりの閑散期ど真ん中で、泊まっていた民宿ではお客が私一人
源泉掛け流しの温泉は。完全貸し切りで一人じっくり浸かることができます。
ここの温泉本当に天然温泉でして、ともかく熱い
足をそおっとつけて、少しずつ体になじませ、そしてじいっと浸かるのです。
せっかく用意していただいたお風呂です。しっかり浸からなければなりません。
日本古来ゆかしき我慢の方法、数を数えてみました。
にじゅうはち、にじゅうく…
手足がじーんとします。
よんじゅうさん、よんじゅうし…
気が遠くなりそうになりそうです(΄◞ิ౪◟ิ‵ )
ろくじゅうはち、ろくじゅうく…
楽しい人生でした
きゅうじゅうはち、きゅうじゅうく…
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さて、我慢というものについてすこし。
最近、結婚してそれほど時間が経っていない方からの離婚のご相談をよく受けます。
結婚して夫婦だけの生活を数年していたが第一子誕生、という段になって相手の本質が見えてきて…という相談が実は非常に多いのです。
意外かもしれませんが、マイホームを購入した後、というのも同じ事があります。
客観的には、これから、という時期ですから、ここは我慢をして今後に期待すべきではないかという迷いは誰でもお持ちになります。
一方で、人生のやり直しは早いほうがいい…
あくまで私見ですが、許容範囲かどうかの一つの判断材料は
女性なら、夫は子供の為にお金をきちんと使うことのできる人物かどうか、
男性なら、妻は自分の仕事面に心配りしてくれる人柄かどうか、
そこができない人物との婚姻生活は我慢する価値は全くないように思います。
ただ、子供のために離婚しない、というのはやめた方がよいと思います。もしそう選択するならば一生それを口に出してはなりません。
人生経験豊富なボス(⊙◞౪◟⊙)の言いますには、両親の不仲を見てきた子供から「どうして離婚しなかったの」と聞かれた時に「あんたの為に離婚しなかったの」と親から言われると、子供は
私の為に我慢してくれたんだね、ありがとう
…というのではなく、むしろ
人のセイにすんじゃねんぞ、ばばあ(じじい)
と罵るものだ、と。
さて、一生懸命お風呂に浸かり続け…2日目にはだんだん慣れてきました。
まあこれはどんなことにでも言えることですが、最初はあれっと思うことでも慣れてよいものと慣れてはいけないものがあります。
熱い風呂になれるということは…
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平成26年4月9日 文責 弁護士 菊谷淳子