成長の記
鳥インフルですか?
デング熱ですか?
というお気遣いのメールをいただきましてありがとうございます。
案の定風邪で寝込み、そしてお年始に追われております。
年賀状を見ていますと、それぞれに昨年とは違う変化があって、一年とは実は長い時間なのかもしれないなと感じています。
それほどややこしくない通常の民事裁判もたいていは約1年ですがその間、代理人が居る場合には当事者が直接訴訟の場に出ることはほとんどありません。
民事訴訟では主張の明確化と時間の短縮のため、書面で重要なやりとりをし、裁判所でのやりとりは形式的なものと裁判の整理に終始するからです。
だいたい、平日の午前10時から午後5時までの間、という限られた時間に仕事を休んでくることのできるまじめな一般市民などそうはいないのです。どうしても本人が来なければならない証人尋問は、あらかじめその日程は当事者と詰めておきます。
ところが、家事調停では、まじめな一般市民が「その日は仕事の都合で出てこれません」とごく当たり前のことを言いますとものすごく調停委員が不機嫌になります。「調停は話し合いだから」というのが彼らの理屈ですが、代理人が代わりに出頭し、代理人の行為はすべて本人に効果帰属するのですから、何も問題はないはずです。
まさか、と思うのですが、その背景には、一部ですが善男善女の家事調停委員ならではの「夫婦なんだもの話し合えば離婚したい方が離婚を取りやめることもある(⊙◞౪◟⊙)(⊙◞౪◟⊙)」などと非現実的な理想が根底にあるようです。だから本人を連れてこないと不機嫌になる。
話し合える当事者はこういうところに来ないのですが(⊙◞౪◟⊙)…
さて、何とか一年を振り返り、絞り出したるほんの微々たる変化。
昨年のわたくしの成長の記
写真はイメージです。
身長が昨年より、0.5センチ伸びました
歯がもう一本生えました
すみません。飲み過ぎたようです。
平成26年1月11日 文責 弁護士 菊谷淳子