琥珀色の誘惑
なんとか解決したい事件の正念場を迎え、居ても立ってもいられなくなり、何かを絶つことを思いつきました。
こういうとき「酒を絶つ」とかいえればいいのですが、あいにくの下戸•(΄◞ิ౪◟ิ‵ )ですので、大好きな大好きなコーヒーを絶つことにしました。
そんなこんなで一週間
たかがコーひー、されどコーヒー
一日15杯くらい、ひまさえあれば飲んでいた私には、思っていた以上の苦行でした。
いま不慮の事故かなんかにあえば、
成仏できずにコーヒーの妖怪かなんかに(΄◞ิ౪◟ิ‵ )
なるような気がします。
ところで、私たちの仕事の中には、訴訟とか法律上のやりとりだけじゃなく
事件解決のために必要な事実行為も含まれます。
そして、たいていの場合、それは相手のあることですから、こちらの希望どおりにいつもすいすい運んでくれるわけではありません。どうかどうかうまくいきますようにと祈る思いのときもあります。
理屈だけでなんとかなる世界のように思われがちですが、人間をあつかう世界ですから、相手が予想外に変なアレだったりとか、とか、裁判官が途中で交代したり、とか、なんだか運とかツキと離れられないようです。
私が今回、コーヒー絶ちなどというしょもないことを思いついたのは、なんか験担ぎのようなものです、
ええ、しょうもないことありません。
祈る思いは5割り増しです。
私が日々琥珀色の誘惑と戦っている折、友人から電話が。
ついでにボロたおるやめたら別のご利益もあると思うよ(΄◞ิ౪◟ิ‵ )
、○○断ちすることで、効果をものすごく信じているというわけではないのですが、
いざ始めてみますと、むしろ
途中でやめたら確実に成就しなくなるような気がしまして…•(΄◞ิ౪◟ิ‵ )
琥珀色の誘惑とまだ闘っています。
平成26年6月10日 文責 弁護士 菊谷淳子