内緒のおはなし
アマゾンのお買い物が届き、デスクの上に置かれていました。
さすがアマゾン、お買い物の中身を不埒にパッケージに記載したりしません。
用心深く包みをはずし、中のブツを取り出し、ささっとカバンに忍ばせる私。しかし後ろから…
やはりお買い物好きのボスが、興味津々でこちらをちらちらと眺めています(⊙◞౪◟⊙)
ボスと私には健康グッズ・筋トレ用品・夢のある民間療法食品のお買い物という共通の趣味があり、過去のお買い物がだいたいかぶっているので、普段は互いに情報交換しています。ええ、本当です。
で、ボスはじっと見ているだけですが、空気は言っています。
何買ったの(⊙◞౪◟⊙)何買ったの(⊙◞౪◟⊙)
何買ったの(⊙◞౪◟⊙)何買ったの(⊙◞౪◟⊙)
何買ったの(⊙◞౪◟⊙)何買ったの(⊙◞౪◟⊙)
普段はボスには何でも話す私ですが、今回のお買い物についてだけはボスには絶対に言えません。
内緒です。
ところで、家族に内緒で裁判を起こせるか、という質問を時々ですが受けます。
内緒というのが裁判所から通知が届いたりしないようにという意味でしたら、弁護士を代理人にすれば簡単です。書面が本人に直接届くことはありません。代理人とのやりとりも、事務所名の入っていない怪しい茶封筒を使ったり、メールのみでやりとりすることができますから、簡単です。
代理人をつけない場合はちょっと大変ですが、互いにやりとりする書面は裁判所に自分で取りに行くようにすれば裁判所からの書面が自宅に届いてそこから家族に発覚することはありません。
被告から反対に訴えられた場合、反訴状が自宅に届いてしまう可能性はあります。
これも書記官に自分で受け取りますからと伝えておけば何とかなりますが…
つまり、裁判の制度自体は家族に内緒でもできます。
被告になったことを知られずに…というのは難しいですが…
実は、父の日も近いので、プレゼントに石鹸はどうかなと考えていました。
しかし、先頃話題になったナントカのしずく石鹸の例もありますから、一応は自分で使ってみて安全か確かめてみようとまずサンプル代わりに購入したわけです。が、
ボスが中身を知ったら、つい大事な部分をはしょって
ლ(◉◞౪◟◉ )菊谷さんがね、加齢臭石鹸を…
ってお知り合いみんなに言ったりしないだろうか(΄◞ิ౪◟ิ‵ )と…
平成25年6月4日 文責 弁護士 菊谷淳子