元船頭の独り言
ここ2週間、睡眠時間が約4時間を切っています。
なんか世の中黄色いです。
でもそれは私の事情。
仕事に持ち込むことはできません。
そんな中で迎えた今日の一日がかりの長い裁判、
最初に行われる人定質問から、検察官席後ろの司法修習生の一人
口開けて、白目むいて、
壁にもたれて、船をこいでいます (΄◞ิ◟ิ‵)
一番最初からです。
いいなあ…•(◞≼◎≽◟◞౪◟◞≼◎≽◟)
…というのは私の私情
さて、睡眠時無呼症候群(SAS)という病気で、起きているのに突然意識を失うことがあります。
、
この病気は、睡眠中に10秒以上の無呼吸が1時間に5回以上起こり、脳が酸欠状態に陥ることから頭痛、眠気、集中力欠如等の症状が出るとされ、さらには、日中でも突然、眠ってしまうことがあるという病気です。
この病気で例えば交通事故を起こしてしまい、死傷者を出した場合に、この病気であることが判決に影響があるか、ということで少し前注目されていました。意識を失っているときには責任能力はないはずだからです。
大阪地裁では睡眠時無呼吸症候群(SAS)で、車を運転して人身事故を起こした大阪市の会社員男性(59)に対し、無罪を言い渡しました(平成17年2月16日)。
しかし、 水戸地裁麻生支部では有罪判決を言い渡しました(平成17年3月25日)。
普段から眠気を感じ、無呼吸症候群の自覚があったかが両判決の分かれ目です。
ああ、ねむいねむいねむいねむい、今日運転したら私、有罪確定です。
ところで、取って付けたような話はおいといて、本題に。
臆面もなく白目をむいていたそこのあなた、
弁護士になったら寝る時間なんかなくなります。
だから、修習生の今くらい寝ててもいいかなと思います。
寝てしまったのはしかたがない。
でも、
足の指でじゃんけんしたり、
法務省地下で眠気止めをちゃんと買って飲んだり、
クリップか画鋲を足に刺したり•(◞≼☉≽◟◞౪◟◞≼☉≽◟)、
最低限の努力はしましょうよ。
椅子に座るなり白目むき、口をあけて終日とろとろするというのは、
その態度は、
法廷の中の真剣な当事者を足蹴にし、
信頼して傍聴を許してくれている裁判長の顔に泥を塗る、
ということなのだとわかって欲しいなと思います。
使う場面間違っています。
模擬裁判で裁判長役のときに是非(⊙◞౪◟⊙)
平成25年5月20日 文責 弁護士 菊谷淳子