ミモザノヘヤ

高田馬場の弁護士の日記です。

return to 星国 ④ 行きはよいよい

どこから帰ってくるときでも真っ先に待ち構える試練、それはたまりにたまっている仕事、とかではなく、税関検査です。 前科前歴全然ないのに、 申告書にちゃんと 職業 弁護士 って申告しているのに。 はい、トランク開けてくださいって 顔だけ見て言うな(◞≼☉≽◟◞౪◟◞≼☉≽◟) 何も入ってませんから困ることはないのです。 貧乏くさいお土産がつまってるのであんまり見せたくはないのと、 後ろの人たちから殺気を感じる(΄◞ิ౪◟ิ‵ ) だけです。 さて、普段私が通っている東京地裁では入り口のゲートのところで一般の入場者に一見ものものしいなんちゃって手荷物検査をしています。身分証とかバッジを忘れると私たちもそこにならばなければならなくなるのですが、あれ東京以外では最近までやっていなかったのです。あんなのをわざとらしく東京だけで裁判所がやりますと 東京は物騒 という間違ったイメージキャンペーンを裁判所がはっているのではないかと思いますし、 個人的には やるなら家裁のほうが(΄◞ิ౪◟ิ‵ ) とい思いますが、お隣の建物東京家庭裁判所にはありません。 つまり、利用者の安全を実質的に考えて行っているわけではありません。税関検査と同じなんとなくやっているだけです。弁護士の場合は、写真付の身分証かバッジを見せれば別の入り口からすっとはいれますが、それらを忘れますと、手荷物検査を受けなければなりません。たまたま有名な事件などで傍聴人が殺到している日に、そこを通過するはめになったときは10分はかかります。南無阿弥陀仏… そんなわけでいつかはなくなるだろう、と思っていましたが、今年の3月からなんと札幌でも手荷物検査ごっこが開始。 札幌も治安悪いのかしら ところで、星国に来る前に各方面に税関の悩みを相談していました。 元検事、大澤孝征弁護士のアドバイス   やっぱり挙動です、挙動。窓口を選んだりしないことです。   職業欄も怪しまれてるんじゃないかな 放浪の友、そうりょの忠告   検疫で並んだときはもっと大変だったよ~ わがボス、井浦謙二の暖かいお言葉   どんなところに入れられたか、後で教えてね(⊙◞౪◟⊙) 日本は遠い気がします。   平成25年5月16日  文責 弁護士 菊谷淳子