ミモザノヘヤ

高田馬場の弁護士の日記です。

長屋の花見

私が一度目にシンガポールから帰国した3月20日ころ、すでに都内では桜が満開でした。 2269.JPG こんな美しい桜ですから、そうりょ、しょうにん、おどりこ、そして菊谷 …例のやる気のないドラクエ一行神田川沿いの小さな公園で花見見物としゃれ込みます。 まさかのドンキ…で購入した安い安い食材と、自前の鍋釜を用意し,本格的な鍋です 世間の人は見て見ぬふりをしていましますが、おまわりさんの視線は言っています。 なんだホーム○スの集会か…(΄◞ิ౪◟ิ‵ ) ところで、民事裁判で証拠(書証)を提出するときには、それが誰によって作成されたものか、ということを記載します。誰が作成したかということでその証拠能力を大きく左右されることになる証拠もありますし、成立の真正が争いになることがあります。 誰が作成したか、はっきりしている場合はいいのですが、 誰が作成したか、不明な場合でも、何とかなることはあります。 問題は、誰が作成したか言えないとき です。 人の結びつきの強い地域などではよくあることですが、訴訟当事者の双方を知っている、同じ地域の人ですと、真実を知っていてもそう簡単には教えてくれません。 ましてどちらかのために何か証拠を…ということは考えられません。 もちろん、署名押印の必要な形式ではない形にしてハードルを下げる、ということも考えます。 それでもだめなら、 その真実に近い客観的証拠がないか必死で探します。 忘れてはならないのはその地域にこれからも生きていかなければならないということへの配慮です。 しかし、これが刑事事件に関わる証言ですと一転して単なるエゴじゃないか、と思えてしまいます。 地域の平穏と引き替えに一人の罪なき人が、刑務所で何年も、あるいは何十年も過ごす 恐ろしいことです。 でも、 正義を振りかざし上から目線でエゴと切り捨て強制的に証言させるのではなく、自分がその社会でなくても生きていけるよそ者なのだということを自戒し、理解を示すこと、それでも真実のためになんとか証言を得ようとする努力は惜しまないようにしたいな、と。そうすれば少しでも真実に近づけるのではないか、と思いたいです。 キレて村ごと焼き払ったりしませんて、ボス(΄◞ิ౪◟ิ‵ ) 2267.JPG それにしても鍋をすると性格がでます。 そうりょ 隅の方からとれよ 中のほうはまだ生やぞ    おどりこ 肉ばっかり喰うな、僧侶 (◞≼థ≽◟◞౪◟◞≼థ≽◟) やや、鍋の中に変な草が… しょうにん  おれが摘んできたせり、うまいやろ そうりょ おどりこ あそびにん え、野草… (΄◞ิ౪◟ิ‵ )(΄◞ิ౪◟ิ‵ )(΄◞ิ౪◟ิ‵ )   3人の頭の中をニュースのテロップ 「ホームレスか 毒ぜりで四名死亡」がよぎります  読経やめい(΄◞ิ౪◟ิ‵ ) 人生はダンジョンの連続ですが、 出所のわからないものはやはりおそろしいものです  平成25年4月16日 文責  あそびにん