ミモザノヘヤ

高田馬場の弁護士の日記です。

先走るバースデーカード

 先日のお誕生日。事務所にやってくると、机の上に何かお届物が。東京都弁護士協同組合からです。わがボスにマンションの広告とか49歳独身の元兄弁に結婚相談所の広告とか送りつけてくる組合です。ほう、バースデー・カードね・・・・ (◞≼●≽◟◞౪◟◞≼●≽◟) 「東京都弁護士協同組合から菊谷淳子様へ   墓園のご案内」 ・・・・ボスにも元兄弁にもいまだ来たことない類型です。(΄◞ิ౪◟ิ‵ )  御誕生日に。バースデーですよ、 御命日と間違えてるのか  さて、ダイレクトメールというのは、特定の情報を元に送付されています。お年頃の方には結婚相談所の広告、ご高齢の方には老人ホームの広告、といった具合です。ピンポイントに情報を絞り、該当者に絨毯爆撃をするダイレクトメールは宣伝効果が高いといわれています。  私が近年不思議に思っていることがあります。士業へのコンサルタントと銘打った宣伝をネットで時折みかけますが、その中に、「宣伝効果はダイレクトメールが一番・・・」といったものが見られることです。  その情報はどこから得るのでしょうか、そして弁護士がそのような情報を利用して問題はないのでしょうか。まさかその特定の情報の中にはいろんなところから借金をしている方の情報とかないでしょうね。  その前にそもそも法律事務所からダイレクトメールが来るなんて私は嫌です・・・・    同業の友人に聞いて回っていますが、墓苑のご案内を誕生日に送ってこられた人はいないことは大変気になっています。 ところで私、晩年は京都嵯峨野にて尼寺を開業し30分5万2500円(税込)で女人の浅くも深い人生相談を受け、ほそぼそと生計を立てる予定ですので、東京に墓苑をもつ予定はございません。    平成24年5月28日 文責 弁護士 菊谷淳子