ミモザノヘヤ

高田馬場の弁護士の日記です。

ネコにゴハン

DSC_0247.JPG DSC_0251.JPG
本日は、I県U市、首都圏最大級墓地(大仏完備)の近くの野道をとぼとぼと歩いて仕事先に向かいました。 この場所にたどり着くには最寄駅からバス25分。バスは1日5本で最終が午後4時19分。 飛行機に乗るときよりシュールなスケジュール管理が要求されます。 そして、今日、うっかりしてお財布に千円ちょいしかもっていなかった私。 最寄駅からのバス代は片道470円ですから、これを引くと100円程しかありません。(このバス、スイカは使えず現金オンリーです) バスは絶対ですから今日は駅にたどり着くまで食べるものはありません。 人間は「寒い、ひもじい、手元不如意」時にはだいたいろくなことを考えません。 春はそこまで来ているような気がしますが、まだまだ風は冷たい。 しかも今日は朝早かったので朝食をまだ食べていません。 おなかすいたなあ 口をついて出るのは、昭和の名曲、昭和枯れすすき ♪貧しさに、負け…♪ おなかすいたなあ 東京は遠いなあ 楽しい人生でした と帰りのバスを待ちながらパソコンを開いてひもじさを紛らわせていると、 足元にふわふわとした感触が・・・・ 写真のネコが、鞄を漁っているではありませんか。 何か分けてあげたいけど私も手元不如意で・・・・とみるとアメ玉の袋をみつけてぽとっと落し、目の前でごろんと転がって、なでろ、と。 日曜に道案内をした老夫婦から「お礼です」と飴玉をもらったんだっけ。 1個食べる? 遭難しかかっていた私は、ネコがさらってくれたアメ玉で飢えをしのぎ、駅まで生還しました。 すみません、今日は本当に単なる日記です。   平成24年3月21日 文責 遭難者