実家から珍しく電話が。「初詣、お父さんと行ってきた。良縁祈願のお守りもらってきたから送るわ。」
信教の自由(憲法20条)は親子間であっても尊重されるべきですが、日頃の親不孝を思えばそうはいきません。はいはい、お待ちしております。
さて先日、新年を迎え、ボスと初詣に行って参りました。お預かりしている皆様の事件がいい形できちんと解決しますように・・・・ボスに沢山面白い仕事が来ますように・・・・
わずかな小銭で願いはつきません。神様もいそがしかろうな・・・・
それにしても神様は誰にお願い事をするのでしょうか。やはりご同業の方でしょうか。
同業で思い出しましたが、私たちも同業の友人に事件の相談をしたり依頼することがあります。自分が当事者のもの、自分がかかわることができないもの、専門の分野に詳しいより適した人材がいるのではと思う場合などです。
ですから、腕の良い、信頼できる同業の友人は宝です。また逆に友人から紹介された時には「大丈夫」と思ってもらえるくらいの腕を自分も持っている必要があります。自由業で独立した仕事ですが、弁護士同士のネットワークは大切です。
私のボスはベテランの方に入るキャリアを持っていますが、腕が良くて信頼できる友人をたくさん持っています。そして、やはり何かあった時には互いに助け合っています。自称「謙虚が取り柄」の我がボスですが、あれっと思った時は外の弁護士に素直に意見を聞いています。この世界ではなかなか人に聞くということができない弁護士もたくさんいます。しかし、私たちがお預かりするのはお客様の権利や人生ですから、自分のつまらないプライドにこだわってはいけないのです。わからないことだって時にはあります。わからないことはさっさと調べ、知恵も借りれるものは借りる。事件解決のためです。
ところで母上、届いたお守りには日本語で「交通安全」と書いてありましたが・・・・ 1月29日 文責 弁護士 菊谷淳子