東京で暮らす様になって9年もたつのに。
日本橋をにっぽんばしと読み、はちおうじを八王寺と書いてしまう、未だにそんな毎日です。
現地待ち合わせした駅をうろ覚えで早朝出発した私。 ここ何ヶ月か休日無しで仕事をしていたので久しぶりに丸1日やすむぞ、とわくわくしていました。 が、特急にのり、すでに40分ほど走っている時にふと気付いたのです。
はて、目的地は。
館林(群馬県)か館山(千葉県)か(◞≼●≽◟◞౪◟◞≼●≽◟)
久里浜(神奈川県)と九十九里浜(千葉県)を間違えて電車に乗り、そりゃあもうひどい目にあった時のことを思い出しながら震える手でメールをもう一度見直してみます。
ですが、どうやら電話でやりとりしたらしく、メールに形跡がない。携帯持ち歩かないので、連絡しようがない。
そしてそもそも 誰と待ち合わせしたんだったか(◞≼●≽◟◞౪◟◞≼●≽◟)
日々追われていると大事なことをすっかり忘れてしまいます。
さて、私が友人に出会えたか否かはともかくとして、出会ってしまった出会い系サイトの怖いお話を書いてみたいと思います。 無料の出会い系サイトで、とてもかわいいAちゃんとやりとりをするようになった30代のMさん。
何度かやりとりをするうちに、「会おう」という運びになりました。 よく有るポイント制の出会えない系出会いサイトでは、ここでドタキャンがあったりするのですが、Aちゃんは来ました。
で、Aちゃんと楽しく食事をした後、Aちゃんから、「まだ時間有る?」と聞かれました。もちろんOKです、
で、その後、Aちゃんが 「実はさ、今日友達とも会う約束してたんだけど、ちょっと会ってから遊びたいの、いい?」と聞いてきました。さすがにこの流れでは断りづらいし、Aちゃんの友達ならかわいい子かも。しかもちょっと会うだけだから・・・・ で、中年の男性が数人やってきて・・・・ この後の流れは、高価な宝石を買わされたり、ネットビジネスやネズミ講の勧誘を受けたり、いろいろです。
こういう話を私が書くのは、被害発生前に少しでも皆さんに知って頂きたいからです、 法的手続きによってできる被害回復には、立証、時間、費用、そして回収可能性など限界があります。 損害賠償請求権という法律上の権利があるからといってその実現まで約束されているわけではありません。 夢を見るのはいいのですが、少し考えましょう。
あなたがモデルのような綺麗な女性だったら、無料の出会い系サイトでデート相手を探しますかい?
さて、とりあえず駅についてから知っている人物を探しました。 ええ、迷子の子どもより心細い思いでした。そもそも出会えない可能性があるのですから。
知っている神様全員にお祈りするような心持ち(΄◞ิ౪◟ิ‵ )でしたとも。
いや、明日知っている人全員にお詫びする(;´༎ຶД༎ຶ`)はめになるのか
出会えましたよ。おーいキクチって言われましたが
たぶん私のことでしょう(΄◞ิ౪◟ิ‵ )
平成29年4月27日 文責 弁護士 菊谷淳子