燃え尽きる日まで
ブログの更新が久しく途絶え菊谷ついに死亡説が流れている今日この頃、私はまだちゃんと生きております。これからはちゃんと書きます。
暑かった日曜の午後、掃除と洗濯をこなしたあと、中国語のお勉強をしながらひたすら涼しくなるのを待っていました。普段自宅滞在時間は5時間程度ですので、
食べるものがありません。
外は灼熱
楽しい人生でした。
人間は、さむい・ひもじい・手元不如意の時にはだいたいろくなことを考えませんが、
うちのミッキーマウスどもがかじっている
ろうそくとか石鹸は本当は食べれるんじゃ…•(΄◞ิ౪◟ิ‵ )
と思い始めたころ、
発見しました。
昨年八月、中川と宇宙…ではなく、筑波に遊びに行ってきた時に購入した宇宙パンです。
御香典は生前絶賛受付中です ლ(◉◞౪◟◉ )
その宇宙について花見の席で冷静沈着なるA弁護士に60歳になったら宇宙旅行に行くつもりなのでその日まではできるかぎり死なないよう努力していると言いましたら、A弁護士は言いました。
(´⊙◞⊱◟⊙`) 宇宙葬はどうですか
( ಠ 益ಠ )?
私が興味があるのは宇宙ではなく観光です。
そして私の骨は一度宇宙に打ち上げられれば宇宙ゴミです。そんなもんうちあげていいのか…
冷静沈着なるA弁護士は言いました。
(´⊙◞⊱◟⊙`) 大丈夫です。
成層圏で燃え尽きますから。
(╬ ಠ 益ಠ )!
ところで、「宇宙」旅行の宇宙はどこまで打ち上げればそう言えるか、実は定義はまだあいまいです。
ガガーリンが地球は青かった、と行ったあたりまでですと成層圏は悠に越えていますが、実は成層圏ぎりぎりまででも「宇宙」という定義になり得ます。
A弁護士の言う「宇宙」葬も成層圏まで。
まあ、普通の航空機で飛んでいける場所ではないので、「宇宙」と言ってもいいかなという話になるわけです。
さて、その存在だけは良く知られた法律のある言葉の定義が実は法律できちんと定まっていないことを皆様ご存じでしょうか。
それは「所得税法」の「所得」の定義です。
通常法律の最初の方には、その法律で使用される言葉の定義がきちんと規定されています。しかし所得税法において「所得」とは何かということは法律上明確に定められているわけではありません。
給与所得、とか利子所得、という区分は法律上あるので、「所得」概念は実はあります。法律で明確化していない、というだけです。
しかし、憲法で租税法律主義(憲法たしか84条)ではなかったかしら…
と素朴な疑問はさておき、おそるおそる開けてみた10ヶ月前の宇宙パン。
味も現役でした。
燃え尽きてお星様になるその日まで、がんばります。
平成26年6月16日 文責 弁護士 菊谷淳子
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