ミモザノヘヤ

高田馬場の弁護士の日記です。

知らない歌

便利道具発見の天才中川が見つけてきたのですが 寝ているときに横においておくだけで、深く眠っているのか浅く眠っているのかを計測してくれるという睡眠状態解析アプリを使ってみることにしました。 このアプリすごいのは、 いびきや寝言も録音してくれるそうです。 わくわくしながら眠りにつきました。 さて、民事裁判では、当事者や証人に証言をしてもらう尋問という手続きがあることがあります。 この尋問は、裁判所で録音されていて、後でその録音テープを元に、尋問調書というのができます。 以前にもどこかで書きましたが、裁判所は尋問手続きの前には心証、つまり裁判の結果をだいたい考えているので、尋問手続きが終了すると同時に「じゃあ結審します」といって主張立証ははいそれまでよ♪となることも多いのですが、 込み入っている事件ですと、この尋問を踏まえて最終的に総まとめの主張を書面にして出さなければなりません。といってもメモはありますが、それだけでは正確に引用できませんし、相手も主張の矛盾などを吟味できませんので、尋問調書という、尋問の録音を書き起こしたものを裁判所からもらって作ります。 つまり、いつもではありませんが民事訴訟でも尋問はそのようにして検証しているのです。 いわんや刑事事件でも、本来は… さて、録音された記録を聞きますと、心配していたいびきはありませんでした。 しかし、寝ているとき私は、なにやら不穏な動きを繰り返しているようで、じっとはしていませんでした。しかも、 知らない(自作と思われる)歌を3曲くらい気持ちよさそうに歌っていました(΄◞ิ౪◟ิ‵ ) そして、どす黒い宣言をしていました 「鞄に牛乳いれたる!」     平成26年2月3日  文責 弁護士 菊谷淳子