さびないラッパ
私は見る人が皆一様に驚愕するほど寝相が悪く、そのせいでよく寝冷えをします。
実家に立ち寄ったある朝も強烈な腹痛ではじまりました。
家人は誰も口に出しませんが、空気は言っています。
ノロとかノロとかだったら半殺し(΄◞ิ౪◟ิ‵ )
ところで、法律は日々改正されていきます。司法試験の6科目の中で私が学生だった頃から変わっていないのはもう憲法くらいです。
遺言だったら一番新しいものだけが効力がありますから新しいものだけを注意していればいいのですが、
法律は常に新しいものだけを追えばいいというわけではありません。
契約当時の法律で結論が変わることもあるのです。
その中でも特に有名なのは、借地法の適用があるかないかです。
平成4年8月1日以降は借地借家法の適用がありますが、借地借家法は旧法である借地法の効力を排除していませんから平成4年8月1日より前に締結された借地契約には借地借家法ではなく借地法が適用されます。
いろいろ変わるところはあるのですが、一番大きな違いは借地契約の存続期間です。
ですから、古い建物だといつ建てられた(借地契約した)のか、非常に重要です。
借地法知りません、という訳にはいきません。
もっとも、こういう古くなったがまだ生きている物騒な法律はちゃんと最新版六法にも載っていますので、いつでも簡単に調べることができます。
問題は気づくか否かです。
え、腹痛と何が関係あるか、あるのですよ。
こういうときにお世話になるラッパのマークのアレですが、実家には3個常備されていました。
しかし、なぜだろう
全部パッケージがさりげなく違う(΄◞ิ౪◟ิ‵ )
お薬は腐るものではありませんが、それでも少しは新しいものをというのが人情
7.2.8
4.12.9
上から読んでも…下から読んでも…というCMが頭をよぎります。それにしても、7は西暦かそれとも…
三つ目で疑惑は確証へ(◞≼●≽◟◞౪◟◞≼●≽◟)
62.1.15
平成25年2月26日 文責 弁護士 菊谷淳子