ミモザノヘヤ

高田馬場の弁護士の日記です。

2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧

摩訶不思議の国への旅 最終回 拝啓 井浦謙二様

先生 お元気ですか。 出かける前に先生とした話を思い出します。 兼高かおる 世界の旅 が憧れだったんです・・・・って、私確かに言いました。 でも今回参考にしたのは先生の机の右側の本棚にあった 「アジアパー伝」(講談社 西原理恵子・鴨志田穣) です。…

摩訶不思議の国への旅 その7 カオスの道

インドでは夕方からが本格的なお買い物タイム。5時半に仕事を終えた人たちが、涼しくなってからお買い物にでるのです。映画館にも人が集まり始めます。私も夜のそぞろ歩き。 昼は木陰で、よるは繁華街へ。そういう生活、あこがれです。 オートリクシャに乗…

摩訶不思議の国への旅 その6 笑うせえるすまん

Jaipurはその昔、ムガール帝国の都があった、宝石と織物の町です。 現在でもインド国内から買い物に来る人がいる、という割合豊かな町です。 ムガール帝国になぜあんなに城があるかというと、占星術に従って引越をしていたからだそうです。てなことで、今で…

摩訶不思議の国への旅 その5 インド版結婚できない男

個人旅行ですが、それなりの地域にも入るので、ガイドさんを手配してもらいました。 日本語と英語をほぼ不自由なく操り、みなりも割とぱりっとした、「くれよんしんちゃん」をこよなく愛する40代半ばのお坊ちゃん育ちのおっさんです。 すみません、私はひそ…

摩訶不思議の国への旅 その4 数十メートル先の異世界

ゆく河の水は絶えずしてしかも元の水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて久しくとどまりたるためしなし・・・・と言ったのは室町のブロガー鴨長明ですが、ガンジスの川の流れに乗って上流で家族と別れを告げた死者が流れ着き、岸べで…

摩訶不思議の国への旅 その3 合歓の木のこかげで

誰ですか、インドの3つの気候区分は ホット、ホッター、ホッテスト だなんておしゃったのは。 インドの気候区分は、夏季、冬季、そして雨季です。今はちょうど雨季に入ったばかりです。 大変失礼ながら、インドと言えば、 ターバン、カレー、ガンジー、暑い…

摩訶不思議の国への旅 その2 直ちに健康への影響はございません。

香港、バンコクを経て12時間。 ミシミシキャシキャシ変な音がなり、カタピシ間断なく揺れ続ける飛行機にしがみつき、知っている神さま全員にお祈りし、 たどり着いた天竺 ニューデリー すでに真夜中で、空港のロビーにたむろするタクシーの強引な客引きを…

摩訶不思議の国への旅 その1

ちょっと行ってこよう、と思い立って、某国のビザを申請しました。 なんかよくわからないサーバーを使っているページなのでオンライン申請がうまくいかない。ホームページにある 問い合わせ電話に電話しました。 ビザの申請のご不明な点は 1を で 次 記入例…

それぞれの願い

早稲田通をともに空腹の同僚中川と歩いておりましたら、願い事用笹がおいてありました。 どちらともなくペンをとり・・・・ さて、笹で思い出したのですが、上野動物園はパンダのご出産でわいておりますが、早速育児放棄とか。でもまあパンダなら育児放棄し…

星に願いを

学生の頃家庭教師していましたが、とんでも通信欄を作り、どんな質問にもなんとか答える、というお楽しみコーナーを設けていました。おもしろかったです。みんなあれこれ知恵を絞って質問を考えてくれたようですが、その中に 七夕のお願いはいつ頃かないます…

となり村のおとぎ話④

赤頭巾は自分の絶対的な無実を知っていましたが、前の弁護人がなんと本当に懲戒されてしまったことに弁護士どもがみな怖気づいてしまったことに絶望していました。 赤頭巾が刑期を終えて出所後、赤頭巾は土佐鶴弁護士を訪ね、再審請求をしたいから検証してく…

となり村のおとぎ話③

赤頭巾の話を裏付ける証拠がみつからないまま、ガチ否認の赤頭巾は起訴され、公判前整理手続に付され、長い長い時間がかかってようやく第1回公判が開かれました。 物騒な時代に家族殺人、芸能人の結婚よりはるかに面白い、ごほ、けしからん話題ですから、報…